デジタル終活の始め方|口座・パスワード・保険を家族に残す方法
デジタル終活とは?
「終活」という言葉は広く知られるようになりましたが、デジタル資産の整理はまだ手つかずの方が多いのが現状です。
デジタル終活とは、銀行口座のオンラインバンキング、保険のマイページ、各種サブスクリプション、SNSアカウントなど、インターネット上に存在する資産や情報を整理し、万が一の時に家族が対応できるように準備しておくことです。
なぜ今始めるべきか
総務省の調査によると、日本のインターネット利用率は80%を超え、多くの人が複数のオンラインサービスを利用しています。しかし、そのログイン情報や契約内容を家族と共有している人はごくわずかです。
突然の事故や病気の際、家族が最も困るのは「どこに何があるかわからない」ことです。銀行口座の存在を知らなければ、相続手続きすらできません。
デジタル終活の具体的な手順
ステップ1:デジタル資産の棚卸し
まず、自分が持っているデジタル資産をリストアップします。
- 金融関連: 銀行口座、証券口座、暗号資産、電子マネー
- 保険: 生命保険、医療保険、損害保険のマイページ
- サブスクリプション: 動画配信、音楽、クラウドストレージ
- SNS・メール: LINE、Facebook、Gmail
- その他: 電子契約書、クラウドに保存した写真
ステップ2:情報を一箇所にまとめる
リストアップした情報を、安全な場所に集約します。紙のノートに書くのも一つの方法ですが、更新が面倒で紛失リスクもあります。
マモリのようなデジタル終活サービスを使えば、暗号化された環境で情報を管理しながら、必要な時にだけ家族に届ける設定ができます。
ステップ3:誰に何を渡すかを決める
すべての情報をすべての人に渡す必要はありません。配偶者には金融情報を、子どもにはSNSの対応方法を、弁護士には事業関連の情報をというように、受け取る人ごとに内容を分けるのが理想です。
ステップ4:引き継ぎの仕組みを作る
「今すぐ共有するのは不安」という方がほとんどです。マモリでは、一定期間ログインがない場合にのみ家族に通知が届く仕組みを採用しています。普段は情報が共有されることはありません。
まとめ
デジタル終活は、難しい手続きではありません。まずは自分のデジタル資産を把握し、少しずつ整理していくことから始められます。
大切なのは「完璧に準備すること」ではなく、「家族が困らない最低限の準備をしておくこと」です。